新習慣「菌活」を始めましょう！

健康と美容を気遣う人達の間で少し前から「菌活」が話題になっています。皆さんも「菌活」という言葉を一度は耳にした事があるのでは無いでしょうか？「菌活」とは、身体に良い働きをする菌食材を積極的に食べ、身体の内側から健康で美しくなる、そんな食習慣の事です。「菌活」によって自分の腸内に住んでいる良い菌（善玉菌）を育てて、腸内環境を整える事が出来ます。

ボディメイクにおススメの“菌”

菌の働きは腸内を健康にするだけでなく、ボディメイクにもとても効果的です。ここでボディメイクにお勧めの“菌”ベスト３をご紹介したいと思います。

ボディメイクにおススメの“菌”ランキング　

• 第１位：菌＝きのこ
• 第２位：乳酸菌
• 第３位：酢酸菌

第１位：菌＝きのこ

きのこは菌100％でできた、菌そのものだけを食べることができる唯一の食材で「菌食材の王様」とも呼ばれています。きのこにたっぷり含まれる食物繊維は、腸に溜まった老廃物の排出を促し腸内環境改善に効果的です。腸内のコレステロールや脂質も吸着し、すっきり排出してくれます。また、お腹にたまりやすく旨味が強い為、満腹感や満足感が得られやすいというメリットも。しっかりとした食感があるため、よく噛むことで満腹中枢が刺激されて、食べすぎの防止にもなります。

食べ応えがあるのに100グラムで20kcalと低カロリーなので、たとえ食べすぎてしまったとしても安心です。その上きのこにはビタミンB群が豊富なため、代謝アップも期待できます。

第２位：乳酸菌

乳酸菌といえば、整腸作用がある事はご存じの方も多いのではないでしょうか。乳酸菌は腸内に元々存在する常在菌として知られており、善玉菌とも呼ばれます。悪玉菌とバランス良く存在することで、腸内環境が正常に保たれています。便秘の原因のひとつとして、『善玉菌と悪玉菌のバランスの崩れ』があります。便秘がちの時は乳酸菌を外から補充して、バランスを整えてあげることで改善できます。

さらに乳酸菌には食べ物に含まれる脂肪を分解して中性脂肪を作り出すリパーゼという酵素の働きを抑える働きもあります。これはボディメイクにとても効果的です。

乳酸菌が摂れる食事として代表的な食品はやはりヨーグルトです！ヨーグルトには乳酸菌と同じく善玉菌である“ビフィズス菌”も多く含まれています。しかし、全てのビフィズス菌が腸内環境を整える訳では無く、腸に達する前に消えてしまう菌と、腸まで生き続けて、しっかりと腸内環境を整えてくれる菌があります。良いビフィズス菌が入っているヨーグルトには「トクホマーク」がついています。スーパー等でヨーグルトを選ぶ時は低糖質＆低カロリー、そして「トクホマーク」が付いているものを探してみてください。

第３位：酢酸菌

酢酸菌は、疲労回復・血圧・血糖値の抑制の効果が期待できます。酢酸菌が含まれる食材といえばお酢です。お酢もボディメイク中に積極的に摂っていきたい食材です。酢酸によるエネルギー燃焼や疲労回復効果、アミノ酸による脂肪分解効果が期待できます。

「菌活」をする上で大事なポイント！

毎日継続して菌を取ろう！

食べた菌は便となって体外に出てしまうので、継続して菌を取ることが大切です。特に、乳酸菌は腸に届いても、体内に長く留まることが出来ないので継続して取り入れましょう。

体の中でよい菌を育てましょう

腸内の善玉菌を育てるには、食物繊維とオリゴ糖が必要不可欠です。オリゴ糖は血糖の上昇には関わらないので低糖質中に摂っても大丈夫です。

複数の菌を組み合わせましょう！

複数の食材を組み合わせてとることで、相乗効果も期待できます。また、単品で1つの食材ばかり食べると飽きてしまうので、色々な“菌”食材を取り入れると良いと思います。

まとめ

糖質コントロールのお食事をしていると、毎日同じような食事内容になってしまったり、食べたいものが食べられなくてストレスを感じることがあるかと思います。でも、今回の菌活の話のようにボディメイクの為にしていた食事が実は健康にも良い食事だった…などということもあります。

人の体は食べたもので作られています。体重や体脂肪は変わらなくても、体の中は確実に健康になっています。人生100年時代といわれる現代、美しくそして健康に生活する為に
是非生活に“菌”を取り入れてみて下さい。

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