私たちの体は私たちが食べたもので出来ています。トラブルに見舞われてしまった肌をきれいな肌に戻すため、末永く美しい肌を維持するためには、何を食べるべきか知っていることが大切です。本記事では、肌トラブル別におすすめの食品についてご紹介します。

トラベル別に改善する!美しい肌を保つ食習慣

シワ・シミ

年齢とともに悩みの種になりがちなシワとシミですが、食習慣を意識することで予防することが可能です。加齢とともに通常28日の周期で行われる肌のターンオーバーが加齢とともに遅くなってしまうため、シワやシミが発生します。そのためターンオーバーを促し保湿を保てるように、野菜や果物、オメガ3が豊富な青魚、オメガ9が豊富なオリーブオイルやアボカド、豆類や精製されていない穀物を積極的に摂りましょう。また、保湿のもとになる水分を十分に摂ることも大切ですので、ミネラルウォーターも意識して飲みましょう。

反対にシミやシワを増やしてしまう食べ物にはお菓子やパン、加工食品が挙げられます。これらの食品に含まれる精製された砂糖(白い砂糖)やマーガリンなどのトランス脂肪酸が腸内環境を悪くし、肌に悪影響を与えてしまうためです。忙しい生活の中で、なかなかバランスのいい食生活をとることは難しいですが、そんな時でもなるべく精製された砂糖やトランス脂肪酸を含む加工食品は摂らないように心がけることをおすすめします。

乾燥

冬場や季節の変わり目はもちろんのこと、湿気が多い日本の夏であっても冷房などの使用により肌の乾燥に悩まされる人は少なくないと思います。肌の乾燥を防ぐためには、良質な油を摂取することが大切です。良質な油を摂ると、細胞膜がやわらかくなり肌そのものが柔らかくもちもちになるだけでなく、水分や栄養素を吸収しやすくなるので、乾燥を防ぎやすくなります。

例えば、オメガ3を豊富に含む青魚(サバ、イワシなど)や畑のバターと呼ばれるアボカド、オメガ9を豊富に含むエクストラバージン・オリーブオイルやアボカドオイルを摂るようにしてみてください。オリーブオイルやアボカドオイルは熱を加えずに、大さじ1~2杯をサラダにかけて食べると効果的です。良質なオリーブオイルは風味が豊かなので、少し塩を加えてサラダにかければ、市販のドレッシングよりも美味しくなり、おすすめです。また、少し口が寂しい時や小腹が空いたときにはアーモンドなどのナッツ類を食べることをおすすめします。食生活を改めてからだいたい1か月くらいで、肌が変わってきたと実感できると思います。

くすみ

加齢とともに肌のくすみが目立つようになるのは、シミ・シワと同様に肌のターンオーバー力が加齢とともに低下してしまうことが原因の一つです。また、私たちの体は20代をピークとして抗酸化作用が低下してしまうので、体が酸性に傾いてしまうことも肌のくすみを引き起す原因となってしまいます。

体を酸化させないようにするためには、ビタミンC、ビタミンE、ミネラルなどを摂取できる緑黄色野菜や海藻類がおすすめです。自炊の時間が取れないという方には青汁をおすすめします。また、応急処置としてアルカリ度の高い食品をとることも有効です。例えば、非常に顔がくすんでいる時などは、レモンやライムを絞ったお水や梅干しなどを食べてみてください。

吹き出物

肌トラブルとして最も代表的な吹き出物やニキビも食生活が関係しています。精製された炭水化物や高GI食(血糖値を急激に上げてしまう食べ物)、牛乳の摂りすぎがニキビや吹き出物の一番の原因とされています。他にもシミ・シワを増やしてしまうとご紹介したトランス脂肪酸の摂りすぎによっても、ニキビや吹き出物が出てきてしまいます。まずはこれらの食べ物を摂りすぎないようにすることが大切です。

次に改善策として、肌の再生を促してくれるビタミンAとベータカロテンが豊富なニンジン、かぼちゃ、ほうれん草などの野菜を積極的に摂るようにしてみてください。また、緑茶には肌の炎症を抑えて鎮静化してくれる作用があるので、水分補給は緑茶かミネラルウォーターがおすすめです。小さな白い脂肪の塊のような吹き出物が出来る場合は油のバランスが崩れているという印なので、オメガ3を豊富に含む青魚を積極的に摂取しましょう。

白い砂糖と精製された炭水化物の置き換え方法

ここまで肌トラブル別のおすすめ食材についてご紹介しましたが、どんな肌トラブルにおいても共通して避けた方がいい食べ物があります。それは、精製されたもの(白い砂糖や白い炭水化物)です。ですが日常生活の中で、砂糖や炭水化物を全く摂らないようにする、というのはあまり現実的とは言えません。ここでは、精製された砂糖や炭水化物の置き換えになる食材についてご紹介します。

砂糖

白い砂糖はその中毒性から麻薬のようだと言われることがあります。お菓子を食べ始めると止められない、という経験をされた方も多いのではないでしょうか。砂糖を過剰摂取すると老化を促進してしまい、シミ・シワ・たるみ・むくみの原因となります。

料理に甘さを加えたい場合には、精製されていないもの、例えばはちみつや黒砂糖、メープルシロップやアガベシロップがおすすめです。これらの天然の甘味料は砂糖と比べると値段が高い場合や、くせのある風味がありますが、栄養を含んでおり甘いものがやみくもにほしくなるような中毒性もありません。特にアガベシロップは甘味料の中では最もGI値が低く、低糖質ダイエットをされている方がどうしても甘味を加えたいという場合におすすめの甘味料です。

注意していただきたい点としては、これらの甘味料の中にはブドウ糖液などを混ぜて低価格で売られているものがあるということです。購入される際には必ず原材料を確認し、純度100%のものを選ぶようにしてみてください。

炭水化物

毎日の食卓にのぼる炭水化物も、精製されたものはあまりおすすめできません。食べやすくするために精製する段階で、大切な栄養素が失われてしまうからです。また、精製された炭水化物は体をむくませてしまいます。

白米の置き換えとして最もおすすめなのは玄米です。パサつきや硬さが苦手という方は、まずは白米に玄米を2、3割混ぜて炊くようにしてみてください。玄米は白米の4倍の食物繊維を含んでいますし、白米が失ったあらゆる栄養素を持っています。筆者も玄米を食べるようにしてから、背中にできたおできが自然に取れました。今は炊飯器にも玄米モードがありますし、無洗米の玄米などもあります。手軽で美味しいので、筆者は白米より玄米が好きです。

パンを選ぶ際にはライ麦パンや全粒粉のパンがおすすめです。特にドイツパンなど、どっしりとした茶色いパンは栄養が豊富に含まれています。酸味があるので食べ慣れるまで少し時間がかかるかもしれませんが、納豆やぬか漬けのように、一度好きになったら白いパンでは物足りなくなるはずです。軽くトーストして、きゅうりやアボカド、トマトなどを乗せて食べるととても美味しいです。

麺類を食べる場合もなるべく精製されていないものを選ぶことをおすすめします。例えば蕎麦なら10割蕎麦、パスタやうどんなども全粒粉で出来ているものがおすすめです。

良質な油を摂る方法

次に美しい肌を保つためには欠かせない、良質な油を摂る方法をご紹介します。油というと「太る」というイメージが強く、食事制限でダイエットをされている方の中にはなるべく油を摂らないようにしている方も少なくないと思います。ですが、油を摂らなければ髪や肌がぼろぼろになってしまい、せっかく体重が減っても美しい自分になることができません。

オリーブオイルの種類

特におすすめの油がオリーブオイルです。オリーブオイルには、オメガ9やビタミンE、豊富なポリフェノールが含まれており、抗炎症・抗酸化効果もあります。しかしオリーブオイルには種類があり、おすすめできるものとそうでないものがあるので、ご紹介します。

エクストラ・バージンオイル

一番搾りの未精製オリーブオイルです。低温圧搾法で作られ、化学的なものは一切含まれていません。最も質が高く、抗酸化物質、ポリフェノール、ビタミンEの含有量も最も多いです。火を通さず生で使用することをおすすめします。

バージンオイル

二番搾りのオリーブオイルです。こちらも化学的なものは一切含まれていない未精製の油です。エクストラ・バージンオイルと比べると、フィトケミカルやポリフェノールの含有量は低くなります。加熱での使用もしていただけます(ただし揚げ物などの高温での使用は推奨しません)。

オリーブオイル/ピュアオイル

バージン・オリーブオイルと精製オリーブオイルのブレンドです。精製過程で栄養素がほとんど失われてしまうため、美容の観点から言うとおすすめできません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。多くの人が悩まされる肌トラブルですが、食生活を変えることで体の内側からトラブルを改善することができます。一度にすべての食習慣を変えることは難しいかもしれませんが、まずは精製食品の摂取を控えることから始めてみるといいかもしれません。本記事を参考に、体の内側からきれいになりましょう!


わたし史上、最高に美しくなる。

高知県高知市のパーソナルトレーニング「スリムブライド」

スリムブライドは高知県高知市にあるパーソナルトレーニングジムです。ダイエットによって「理想の体型に近づく」という外見的なキレイとともに、「自分に自信を持つ」「性格が明るくなる」ことで内面もキレイに。

スリムブライドがあなたの想いを叶えます。

無料カウンセリング受付中
https://slimbride.jp/counseling/