2つの脂肪細胞
一口に脂肪と言っても、その細胞には2つの種類があります。ひとつは「白色脂肪細胞」、もうひとつは「褐色脂肪細胞」です。
白色脂肪細胞
通常、脂肪という言葉が指すのがこの「白色脂肪細胞」です。白色脂肪細胞はエネルギーを脂肪として蓄える働きをします。食事によって摂取した脂質や糖がエネルギーとして使いきれない場合に中性脂肪として蓄えるのです。
白色脂肪細胞はおもに二の腕、背中、お尻、太もも、下腹部、腰回り、内臓のまわりに多く存在しています。
褐色脂肪細胞
褐色脂肪細胞には余分な脂肪を熱に変えて体外に放出し、エネルギーを消費するはたらきがあります。褐色脂肪細胞は限られた部分にのみ存在します。おもに肩甲骨、鎖骨、首筋、心臓、腎臓のまわりです。
この細胞が多いほど脂肪を燃焼してくれますが、残念ながら加齢とともに減少してしまいます。出来るだけ多くの褐色脂肪細胞を活性化できるように、下記に取り組んでみましょう!
褐色脂肪細胞を活性化しよう!
年齢とともに減少してしまう褐色脂肪細胞ですが、日々の過ごし方でこの細胞を活性化することが可能です。
温冷シャワーを交互に浴びる
褐色脂肪細胞は、寒さに刺激され活性化すると言われています。お風呂につかって体を温めたあと、温水シャワーで15秒、冷水シャワーで15秒、体に刺激を与えてみましょう。相互の15秒を1セットとし、2~3セット肩のあたりからシャワーを浴びることをおすすめします。
また、手には「冷点」という温度を感じる部位があるため、手を冷やすだけで体温が上がります。冷たいシャワーは苦手という方は代わりに手を冷やすところから始めてみましょう。
ストレッチでからだをほぐす
褐色脂肪細胞は肩甲骨のあたりにも存在しています。毎日のデスクワークで猫背の姿勢がクセになり、肩甲骨が開いて肩が内側に入ってしまっている人は、意識的にストレッチを行いカラダをほぐしましょう。
とくに肩甲骨を背骨の中心に寄せるようにストレッチすると効果的です。腕や肩をまわしたり動かすことも、褐色細胞を活性化してくれます。
まとめ
一口に脂肪と言っても、代謝に役立つ脂肪細胞があるなんて驚きですよね。時間がある方はサウナに行って、水風呂につかってみるのもおすすめです。水風呂は初めて入るときは勇気がいりますが、一度入ってしまうと病みつきになりますよ。ぜひ、褐色脂肪細胞を活性化させて代謝をアップさせましょう!
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