砂糖=糖質?

低糖質ダイエットを初めて始めるという方に陥りがちな罠は、「糖質」=「砂糖」のことだと考えてしまう点です。そのため、チョコレートや飴などの甘いお菓子だけ控えればいいと思ってしまうのです。ですが、糖質は他のものにも入っています。炭水化物です。炭水化物は糖質と食物繊維でできているので、甘くないから大丈夫と思ってしまうお米やパスタ、じゃがいもなども糖質を含んでおり、角砂糖に換算されることができるのです。

気を付けたい白砂糖

誰もが糖質と認識のできる白砂糖はサトウキビを何度も精製し、口当たりなどを良くしています。栄養がある部分はすべて精製してしまっているので、ビタミンやミネラルがほとんど含まれていません。白砂糖は糖質が99.8%に達しており、カロリーだけは高いため「エンプティカロリー(空のカロリー食品)」と呼ばれています。

白砂糖を摂る3つのデメリット

白砂糖は当分だけ高く、カロリーが高いということ以外にもデメリットが存在しています。

#1 カルシウム不足になる

人間の血液は弱アルカリ性です。しかし、白砂糖は酸性です。酸性の白砂糖を多く摂りすぎてしまうと血液の状態をアルカリ性に戻そうとして体内のミネラルを多く使ってしまいます。この中でも、最も多く使われてしまうのが骨を作るミネラルであるカルシウムです。カルシウムが不足してしまうと、気分がイライラします。また、骨密度が低下することで骨粗しょう症のリスクが高まります。

#2 ビタミンB1欠乏症になる

体内で糖類をエネルギーに変えるためにはビタミンB1が必要になります。白砂糖を多く摂ってしまうとビタミンB1が体内で不足した状態になってしまうため、めまいを感じたり疲労感を感じるようになります。現代の食生活では知らず知らずのうちに糖質をとってしまっているので、意識してビタミンB1を摂取することをおすすめします。

#3 低血糖症を引き起こしやすくなる

白砂糖を摂取すると、血糖値が急激に上がります。するとそれを下げるために大量のインスリンが分泌されて、今度は血糖値が下がりすぎてしまいます。すると低血糖状態になってしまい、発汗やふるえ、疲労感などを感じ、重度の低血糖症になるとけいれん発作が起きたり、昏睡状態になる恐れもあります。

砂糖との上手な付き合い方

では、白砂糖を摂る時にどんな点に注意したら良いのでしょうか。

甘いものが食べたくなったら?

甘いものが食べたいという場合、単にたんぱく質が不足しているということがあります。たんぱく質には体内の血糖値を一定に保つはたらきがあるため、不足すると体が糖質を欲しがってしまいます。また、たんぱく質が不足すると心の安定に関係するホルモン、セロトニンが不足してしまいます。豆乳、大豆製品、ささみ、赤身のお肉など、高タンパク質な食品を意識的に摂るようにしましょう。

砂糖を摂取する場合には?

どうしても砂糖を摂取する場合には、白砂糖ではなく、自然な製法で作られビタミンやミネラルを含んだままの砂糖である黒砂糖や、自然は甘味料のラカントやステビア、スクラロースを選ぶことをおすすめします。

まとめ

砂糖はダイエットのことを考えればなるべく摂らないほうがいいということは明白です。ですが、「ダイエットのため」とずっと甘いものを我慢していてはストレスが溜まりますし、時にはそのストレスのせいで暴飲暴食してしまう危険性もあります。反対に気づかずに砂糖を摂取してしまうこともあります。本記事を参考に、上手に砂糖と付き合えるように食生活を見直してみてくださいね。心配なことがある場合にはスリムブライドのトレーナーに相談してくださいね!


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